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コラボ実例住宅見学会で感じた事

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こんにちは、家具が暮らしの一部になるを体現する人太田です。

マクスさんとのコラボ実例見学会が無事終わりました。

家具屋業ですと店外活動となるとイベント会場(一番大きい会場ですと東京ビックサイト)での展示会出店、取引先専門店の大きな販売会や販売スタイリストさんへの勉強会、バイヤーとの商談などがあります。

今回は住宅コラボでの実例見学会にお邪魔してきました。

富士宮市の建設地に何度も足を運んでいるのでもう目をつむってもたどり着けます。( ̄ー ̄)ニヤリ

この場所に愛着すら湧いています。笑

 

搬入からの全容はこちらです↓

https://www.instagram.com/reel/C49l9mHvDnX/?utm_source=ig_web_copy_link

リール動画よかったら、いいね(≧∇≦)b か コメントに👏ポチしてくれると投稿頑張れます。笑

 

家具は大きくて重いので搬入も大変です。(汗)

鈴木さん達が搬入手伝ってくれたのでとてもスムーズに進みました。

感謝感謝です。m(_ _)m

現場搬入で手伝ってくれることなんてめったにありません。むしろお家を傷つけられないか目を光らせて圧をかけられます。ですので気を張り詰めながらやることがほとんどです。

いい加減に作業をする方たちもいるのでこれが悪いこととは思いませんが。

よりよい仕事をするには緊張が張りつめているとミスや事故が起こりやすいように私は感じます。意識にゆとりがなければ視野が狭くなっていまいがちだからです。

私も業者さんの資材搬入時や配送トラックの積み込みは気がつけば手伝いますし。

なるべく安心安全なように声掛けもするようにしています。

脱線失礼しました。

 

おこがましいですが

2日間私が参加することで今後のヒントになる気づきをプレゼントすること、

莫大な時間と労力を費やしてつくったお家の家具で後悔する人が少なくなればいいと思って参加いたしました。

2日間ご一緒させていただき構造計算と設計もされますし左官や門柱なんかもつくってしまう鈴木さんの素晴らしさに気づく事もできました。

だから愛着の湧く安心安全な快適なお家ができるんだと思います。

私が関わるインテリア家具分野でこれからも喜んでいただけるようなデザイン・提案やアイデアを出して驚かせたいと思った次第です。

 

鈴木さんの奥さま、搬入色々手伝っていだけたり2日間優しくお声がけをくれたりと鈴木さんを影で支えているのがしみじみと伝わり憧れの御夫婦です。

 

キッチンでの立ち作業にあったらいいなと思ってお持ちした

うちはスツールhttp://marumiyakagu.shop-pro.jp/?pid=164524692

をこちらの素敵な造作洗面化粧台にピッタリで素敵といっていただけました。

 

グリーンのタイルと座面のモスグリーンがなんともベストマッチです。

やはりお施主さんの感性すごい。

 

他にも魅力があり過ぎて永遠と話が続いてしまいますので一旦区切ることにします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

タモ材ホワイト色

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こんにちはカラーリングへのこだわりがある太田です。

最近ホワイト色の要望をいただくことがあります。

何度も塗装職人さんに調色をお願いしてできた当社のタモ材のホワイト色を紹介いたします。

ホワイト色と言ってもポリ化粧ベニアのようにベタ塗りカラーもありますが

私が最近好んでいるホワイト色は ↓こちらです。

木目の色が透けて奥行きのある色合いです。

木目の色を直に拾ってしまうため調色がとても大変です。

木材は色の違いがあるため特にホワイト色のように薄い色ほどです。

現状タモ材でのホワイト色がほんのりグレーかかって綺麗にでてくれます。

 

先日お問い合わせいただいたお客様で内装色に合わせてとのご要望がありました。

AICA さんの JC-676

こちらのサンプルと当社のホワイト色が似ていた事に驚きました。

受注の際にサンプルをご覧いただくことも可能ですがホワイト色を取り入れてみたい方・ご検討の方は良ければご参考ください。

仕事も会社も大企業に中小零細企業はのみ込まれてしまうのか?

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こんにちは、空間クリエイターの太田です。カッコつけてみました。笑

少し間があいてしまいました。もう3月汗

ここ何年か原材料が高騰し今年において大企業は好業績、中小企業は低迷ということをよく聞きます。

大は小を兼ねる 、、、仕事も会社でも大企業に中小零細企業はのみ込まれてしまうのでしょうか?

 

我が社のように極小な会社です大きな会社よりも大量生産はできず・コストを抑えるにも限界があります。ただ小回りだけはいいです。

チャレンジ好きな私なので依頼があった時や依頼に対してもっとよくできると思った時は直ぐにラフをおこしたりモックサンプルをつくってみたりします。

最近は素材開発をしてみたり取引先さんとの関わり方についても今までとは違う形で価値提供できないか実践してみています。

昨年23年から色々挑戦してきたことが、少しだけ形になって来たことを書いてみようと思います。

一つに建築家さんとの協業コラボです。

今までの関わり方ですと、自社の商品を使ってもらえるアピールやセールスをするか先方のやりたいことを形にする受託OEMを効率的に活動をするという広く浅く関わるのが多かったかと思います。

 

それならば狭く深く関わってみようということで設計段階から素材の組み合わせ提案をしながら関わりをもっていくスタイルにチャレンジです。

だれでもどこでも再現性が容易にできるわけではありませんが私が一緒に協業することで先方と当社オリジナルの価値提供が生まれることを願って行いました。

ご覧いただける実績です↓

お施主様のご厚意で富士宮市に完成見学会が行われることになりました。

3月23日土曜日 24日日曜日 予約は下記から

https://www.macs-inc.co.jp/macs/news_event/240323

 

思いつきですが当日私もお邪魔してストーリーなどお伝えできればと考えています。(^o^)

手仕事その後

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こんにちは、三代目代表の太田です。

前回の続きで手仕事その後です。

マニアックな話になってしまいますが一読していただければ幸いです。

加藤くん担当の新作ソファーフレームの削りです。

上の面と下の面に変化があり、面の切り返し部丸くなってる箇所と多角的な面をきれいに残しています。おそらくほとんどの量産家具はこうした面の境は丸くぼかすことでしょう。

手仕事のいいところは削りながら面の境などディティールを微調整できるところだと思います。

我々のセンスではここは残したほうがきれいと判断しました。

別角度からつかんだ当たりも良好です。

完全にディープな内容で失礼しました。

後はこちらを喜んでくれるお客さまが評価してくれるでしょう。

 

続いて高野くん担当の木庵テレビボードです。

きれいに加工してくれています。本当は木庵はノックダウン(組み立て式)にしてコストダウンしたいと思いますが手作業が多く入るので現状難しいです。

「神は細部に宿る」アビ・ヴァールブック/ドイツの美術史家

応援してくれるお客様の期待に答えると共にこの言葉を胸に刻み仕事に励んでいきます。

開発中と手仕事中

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こんにちは、三代目代表の太田です。

 

只今新商品開発をいくつか並行させているので毎日頭の中はどうやったらお客さんが喜んでもらえるるような商品になるか?仕様を設計図で数値表現できるか?没頭しています。

 

開発頭中、思い出す言葉があります。

宮崎駿監督の言葉

「考えるんです、本当に考えると鼻の奥が血の匂いがしてきます

人間の脳みその表面の部分でものを考えている、その人に無意識っていう層がありますけど

そのさらに下にはもう少し暗い部分があると思ってます。意識した部分でつくってるとどっかでつまらないんですよね

ところが無意識っていうのは簡単に出てきてくれないんです、中からぷっと出てくるんです

でも無意識だけでは足りなくて、その無意識のさらにもっと奥の方からでてくるには相当血の匂いを嗅がないといけないんです」

 

開発者にはあるる共感だと思います。

 

図面作成で発見できることもありますが、頭をスッキリさせる意味でも製作現場へ足を運びます。工場で加工中の素材と向き合うことで改良点や何かしらの気づきがあったりします。

今日は工場での手仕事の一部撮影してきましたので紹介します。

 

工場長加藤くんは新作のソファーアームをカンナで整形中です。家具職人の見せ所、これから削り込んで素晴らしいものにしてくれそうです。

 

 

高野くんが木庵TVボードのフレームをカンナで仕上げています。ウォルナットの削り跡がきれいですね。

 

サンドペーパー仕上げよりもカンナ刃で仕上げたほうが盤面の光沢感も出て塗装面の強化もできます。

木庵TVボードをお待ちのお客さま楽しみにしていてください!

よく働いてくれた名機に感謝

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こんにちは、Life is 家具マルミヤ 三代目代表の太田です。

ご無沙汰しております、ブログ更新が出きれいませんでしたが再開いたします。

さて本日は長らく活躍してくれた服部機械の自動カンナ盤(JP-18)卒業式となりました。

昨年9月の台風時にこちらの機械も下側が浸水してしまった際から調子が悪くなり部品調整をしたり修理しながら使用してきました。

いよいよ調整できる範疇を越え、かつ修理部品も調達できないこともあり卒業してもらうことにいたしました。

ジャッキで動かして見ると内側もサビが回ってしまっているのがわかります。

使用する社員職人の安全を考慮にいれて新たに中古の自動カンナ盤を迎えることにいたしました。

新しく迎えた自動カンナ盤は鋳物製で車1台分くらいの重量があります。

幅500の硬木広葉樹でもガンガン削ってくれそうです。

今後の活躍に期待です。

オフィスのお仕事

| 商品, 仕事現場 投稿者: .

こんにちは、Life is 家具マルミヤ 三代目代表の太田です。

先日のサッカーワールドカップ日本VSスペイン、最後まで集中力を切らさずにプレイされていた選手に感動しましたね。私太田は先日お客様からワールドカップでも活躍中のヌルヌルドリブルプレイヤーこと鎌田選手に似ているそうです。代表戦日本VSパラグアイ戦終盤でみせたペナルティーエリア内、ドリブルで二人をかわすと三人目の股を抜く絶妙シュートは記憶に新しいです。

そんな鎌田選手 に似ているのは大変光栄です、鎌田選手に似ている家具屋の社長ということで覚えていただければ幸いです。

勝手ながら私も応援しています。

彼のワールドカップ決勝トーナメントでの活躍に期待しましょう。

 

余談が長くなりましたが今日はオフィスカフェ空間へ納品です。一部を紹介します。

住宅空間よりも広い場合が多く、オフィス機器、PCやデスクオフィスチェアーなど無機質な工業製品素材が多くなりがちな空間に最近は癒しやカフェのような雑談スペースまで要望があります。

グリーン(植物)は空間を構成するパーツには欠かせないアイテムです、パブリックスペースの為生花の取り入れは難しく造花を採用することが多いです。

今回採用頂いた商品は幅2000 高さ3000 mm の観葉植物です。

とても大きいためベースは鉄板になっています。海外製の為か鉄板にサビが回っていたため(残り在庫もこの分のみでしたので)やむなくベースの鉄板をケレンしてサビを落とし塗装をしました。

私が突貫でやりましたので塗装面の凹凸はご愛嬌です。今回大切なのは錆止めです。

角はプランター内に干渉すると嫌なのでカットしています。5mmとはいえ鉄板ですので簡単には切れません。プレス機で落としてもらいました。

観葉植物も大きいのでプランターもΦ980mmと大きいです。

 

しっかりしたクオリティーの造花であれば見た目は生花と近いです。

管理も埃のお掃除のみで楽です。グリーンが入るとやはり映えますね。

家具だけではなくグリーンとの関わりも大切です。

 

テーブルと椅子など他木製家具は配置変更によりつくりこみ進行中です。

進んで来ましたら続報いたします。

搬入における商品の荷姿

| 商品, 仕事現場 投稿者: .

こんにちは、Life is 家具マルミヤ 三代目代表の太田です。

今回は商品を運び入れる際の荷姿が重要なお話をします。

 

ちょうど先日2Fリビングのお客様へ納品がありましたので実際の写真で説明します。

この事例ですと下駄箱本体ハンドルと階段左側腰壁が影響してきます。

この箇所の幅を通れないと内側階段からできなくなってしまいます。

 

今回は搬入泣かせの商品くつグランドソファー3P片です。

搬入の事も考えて片アーム注文 +予め脚外し・アームもノックダウン(後組立式)で製作することでギリギリ通ることができました。

完成形だけを見ると全くわからないものです。

 

納品に関して家具メーカーは割りと深く考えないこともあったりします。特に海外ブランドの物は要注意です。

内側からダメなら外側からクレーンで納品すれば的な考えや全部組み立て式にしてしまえばなど安直な考えは後々付帯でコストは結構かかりますしリスクも多々あります。何事もバランスが大切です。

極端な事例ですと天井を一度壊してでも搬入するなどがあったりします。

 

現在は新しく商品をつくる上で美しさだけではなく納品についても重要な要素と思って設計デザインをしています。納品についてお客様任せにせずきちんと確認しながら受注を進めてますのでトラブルもおきなくなりました。

納品についてアドバイスや確認がない販売員担当さんに当たったら遠慮なく聞いてみると良いかと思います。

ネットでものが買えたり自分で選んで買う倉庫販売形式も便利ですが誰から購入するかも大切な要素ですね。

技術伝承について

| 商品, 仕事現場 投稿者: .

こんにちは、Life is 家具マルミヤ 三代目代表の太田です。

今週は木庵TVボードの生産週です。

↓組立て中です。こちらの商品は大量生産は難しいですが、毎月数量限定で長く生産している商品です。今回はこちらの商品について深掘りしてみましょう。

 

私が入社する以前から試作を担当するだけではなく製品生産の組み立て加工を担当してくれて当社を支えてくれた大切な職人さん(望月さん)との出会い。

生産からデザイン設計に仕事の重きをおくようになってからほぼ私の設計した試作品などをたくさん形にしてくれました。彼にとって私は年齢的に孫みたいなものでしたしアドバイスもたくさんいただいたり感謝しかありません。

そんな望月さんの引退記念に何か残せればいいなという思いで素敵な作品を目指して図面を描いたのを思い出します。

以前から扉の枠などで2次元の留め加工は多くやっていましたが3次元留め加工に挑戦したい思いがありました。小さいものの1箇所だけなら容易にできるとイメージはできてましたがサイズも6尺(1800mm)以上と大きく4箇所加工の逃げがなく見えるデザインをやりたかったイメージです。

苦労しながら何とか形になって強度も良好でした。これは凄い!

せっかく完成したことも有り家具の展示会や取引業者さんなどにお披露目したところ製品化して欲しい要望を多数頂くこととなります。

要望を持ち帰って相談したところ製品化するのを快く受けていただき製品化の開発がスタートする運びになります。

生産態勢を整えるのに製品化まで何ヶ月もかかりましたが数量限定・受注生産という形で無事に始まります。

 

木庵TVボードに関しては使うウォールナット無垢材も素直で素性を要求される箇所と前板の幅広1枚板使う箇所があり資材入手もかなり困難です。アメリカの多くの製材メーカーをみて来ましたがウォールナット無垢材木庵専用の材という形で仕入れができるメーカーもほぼ1社のみに頼っているのが現状。大切に使っています。

望月さんは引退直前でしたが、最後の大仕事として木庵シリーズの製品化そして技術伝承を次期職人さんに伝承してくれました。

これまでお客さんの理解もあり様々なサイズや仕様でご注文いただいたことで細く長くずっと生産し続けられています。

いろんな方々の縁と支えがあったからこそ活きた技術として伝承できたことが私としては嬉しく感慨深いです。

木工においてもいくら技術が高くても要望されなければ忘れ去られてなくなってしまいます。

活きた技術伝承と新しい技術を積極的に取り入れながら解決する案件が今日も続きます。

長方形から円形のダイニングへ買替え お届け

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こんにちは、Life is 家具マルミヤ 三代目代表の太田です。

今日はダイニングセットを買替えして頂いたお客様への配達です。

ダイニングセットを載せてもまだまだ積み込めます、さすがエースバン!うちはの天板は奥行きが1200あるのでがタイヤホイールの間に収まりません。

脚部と柱と干渉材で 浮かせて積み込んでいます。ふむふむ(私のアイデアではなく職人さんのアドバイスです)笑。 積み込みの順番も商品を大切にお届けする上で重要なスキルです。

最近は職人さんにお届けを手伝ってもらっています。製作がメイン業務ですが付き合ってもらってありがたい。

なるべく時間の許す限りこのように直接お客様のお宅へお届けしたいです。

 

さて肝心のお届けです。

 

今回は以前使われていた長方形のテーブルも椅子も長年愛用されて接合部の接着が切れグラつきが見られるということで買い替えを検討していただきました。

家族も増えられたということで,

テーマは「みんなで楽しく食事ができる場所」 

そんなダイニング空間になるような家具をオススメしたいと思い円形のうちはΦ1300を決めて頂けました。

部屋の状況①内装床やキッチン収納がウォールナット

部屋の中で比較存在感のでるダイニングですので空間が重くなりすぎないようにテーブルや椅子の脚部が薄い色合いのタモ、大きい面積で見えてくる天板と半円ベンチをウォールナットで提案です。

アクセントになっているライトブルーのクロスとペンダント照明との相性も良かったです。

以前使われていた長方形よりも大人数で使えてさらに部屋の圧迫感も軽減されました。

お庭に咲いてる紫陽花も飾っていただけて素敵です。

きっと長く活躍してくれることでしょう。

納品日天気にも恵まれていい汗かきました。ではでは